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公開日 2025.03.28
最終更新日 2025.04.04

eSIMの対応機種一覧!iPhone・Androidそれぞれの対応機種まとめ

 

eSIMの対応機種一覧!iPhone・Androidそれぞれの対応機種まとめ


少しずつですが日本でも普及の兆しが見え始めた「eSIM」。

SIMの挿し替えを行うことなく、自身のモバイル端末を購入した通信サービス・規格に変更できる最新の通信技術です。

当然、最新技術ですので、このeSIMを使用したい場合には、eSIM対応機種を準備しなくてはなりません。iPhoneやAndroidの違いだけでなく、Android製品の中でも対応機種が異なるため、もしこの先eSIMの使用を視野にモバイル端末を購入するのであれば、事前に知る必要があります。

 

そこで本記事では、iPhone・AndroidのeSIM対応機種をまとめました。eSIM対応製品の中でのオススメも紹介しているため、購入する際の参考にしてください。

 

※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。

 

eSIMとは?

皆さんはeSIMを知っていますか?

 

eSIMとは、端末(デバイス)にあらかじめ内蔵されたSIM機能のことです。物理的に挿し込んである従来のSIMカードとは異なります。実は皆さんの端末には見えないSIMカード(SIMカードのような機能をもつ部品)が内蔵されているのです。そのSIM機能に、eSIMサービスで申し込んだ情報を書き込み、SIMカードを抜き挿しすることなく、通信を可能とするサービスをeSIMといいます。

前述のとおり、最新の通信技術の1つであるため、スマートフォンの機種によっては、eSIM非対応の機種もあります。eSIMを使用したい場合には、対応している機種の準備が必要です。

 

eSIMの対応のiPhone機種

iPhoneは、iPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XR以降がeSIM対応機種となります。eSIM対応のiPhoneは以下のとおりです。

 

【eSIM対応iPhone】

  • iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR
  • iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max
  • iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max
  • iPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Max
  • iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max
  • iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max

 

iPhone13シリーズ以降は、2回線のどちらもeSIMでが使えるデュアルeSIMにも対応しています。海外旅行を考えているなどで2回線を同時に契約したい場合、デュアルeSIMが使用できる13以降のシリーズが特にオススメです。

 

eSIMの対応のAndroid機種

Android製品でeSIMに対応している機種を、シリーズごとにまとめました。ご紹介するシリーズは、以下となります。

 

  • Google Pixel
  • Galaxy
  • Xperia
  • Xiaomi
  • HUAWEI
  • OPPO

 

それぞれのeSIM対応機種について、詳しくみていきましょう。

 

Google Pixelの対応機種

Googleが開発・提供しているスマートフォンです。Google PixelのeSIM対応機種は、以下のとおりです。

 

【eSIM対応Google Pixel】

  • Google Pixel 4、Google Pixel 4a、Google Pixel 4 XL
  • Google Pixel 5、Google Pixel 5a
  • Google Pixel 6、Google Pixel 6 Pro、Google Pixel 6a
  • Google Pixel Fold
  • Google Pixel 7、Google Pixel 7a、Google Pixel 7 Pro

 

Google Pixel 7シリーズは、SIMロックをかけられていないSIMフリーの状態で発売されています。通信会社の回線の手続きがしやすく、オススメです。

 

Galaxyの対応機種

Galaxyは、韓国の電機メーカーであるサムスンが発売しているAndroidスマートフォンです。日本の大手キャリアに対応しているGalaxyのeSIM対応機種は、以下のとおりです。

 

【eSIM対応Galaxy】

  • Galaxy S23、S23 Ultra
  • Galaxy Z Fold4、Flip4
  • Galaxy A23 5G
  • Galaxy A54 5G

 

中でもGalaxy S23、S23 Ultraは、eSIM搭載できる最大数が5回線以上となります。複数のSIMを使い分けたいと考えている方には、特にオススメです。

 

Xperiaの対応機種

Xperiaは、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社が開発・販売するAndroid製品のスマートフォンです。eSIM対応機種は、以下となります。

 

【eSIM対応のXperia】

  • Xperia 10 III Lite
  • Xperia 1 IV、Xperia 5 IV、Xperia 10 IV
  • Xperia 1 V、Xperia 10 V

 

最新の機種はXperia 10 Vとなっています。カメラ性能については、特段すばらしいとはいえません。その代わり、端末価格は比較的に安価です。スマートフォンで基本的な操作がおこなえれば満足という方なら、Xperia 10 Vがオススメです。

 

Xiaomiの対応機種

Xiaomi(シャオミ)は、中国のスマートフォンメーカーです。XiaomiでeSIMに対応しているAndroidスマートフォンは、以下のとおりです。

 

【eSIM対応のXiaomi製品】

  • Redmi Note 10T
  • Redmi Note 11 Pro 5G
  • Xiaomi 12T Pro

 

Xiaomi 12T Proは画面に有機ELを使用しており、広角カメラの画素数が約2億画素を誇っています。19分で100%充電できるハイパーチャージも可能であるため、性能にこだわりたい方はXiaomi 12T Proがオススメです。

 

HUAWEIの対応機種

HUAWEI(ファーウェイ)は、中国の通信機器メーカーが開発・販売しているAndroidスマートフォンです。日本で発売されておりeSIMに対応しているスマートフォンは、以下のとおりです。

 

【eSIM対応のHUAWEI製品】

  • HUAWEI P40 Pro

 

4K撮影や接写機能・50倍ズーム・ウルトラビジョン広角カメラなどを備えており、カメラ性能の高いスマートフォンだといえます。スマートフォンで撮影をおこなう機会の多い方は、満足できる機種だといえるでしょう。

 

しかし、HUAWEI P40 Proでは、Google Playが使用できません。今まで使用していたアプリが使えない場合もあるため、その点は注意が必要です。

 

OPPOの対応機種

OPPOは、中国のスマートフォンメーカーです。OPPOでeSIMに対応しているAndroidスマートフォンは、以下のとおりです。

 

【eSIM対応のOPPO製品】

  • OPPO A73
  • OPPO A55s 5G
  • OPPO Find X3 Pro
  • OPPO Reno5 A、OPPO Reno7 A、OPPO Reno9 A

 

中でもオススメなのは、OPPO Reno9 Aです。現在で最新機種となっており、有機EL画面・急速充電・防水防塵性能を搭載しています。背面はガラスの質感が美しく薄型・軽量になっており、性能だけでなくデザインや使い心地にもこだわったスマートフォンです。

 

eSIMのメリット

eSIMは物理的なカードの入れ替えがないのが、大きな特徴です。特徴から考えられるeSIMモデルのスマートフォンを使用するメリットは、大きく以下の3点が考えられます。

 

  • 複数の通信キャリアを利用できる
  • 海外渡航時、現地SIMカードを購入する手間を省く
  • WiFiを利用したい場合(別回線を使用したい場合)端末を持ち運ばなくてよい

 

複数の通信回線を、自分の持つスマートフォンでまとめて利用できるのは大きな特徴です。通常だと通信キャリア(WiFi契約を含む)と契約、SIMカードを購入する場合は、街中の携帯電話ショップや、家電量販店などで手続きを行い、切り替えるためにはSIMカードの挿し替えを行う必要があります。WiFiルーターを購入・契約した場合は、さらに利用するために持ち運ぶ必要もあります。

 

その点、eSIMの場合はオンライン中で申し込みから切り替えまでを完結できるため、実店舗に訪問して各手続きをすることもなく、SIM購入して挿し替えを行う必要すらありません。

これは海外渡航時も同じです。海外用のeSIMを申し込み、ご自身の端末に読み込ませれば、海外でも日本と同様に自分のスマートフォンが利用できます。

特に海外旅行に関しては、不慣れな土地に行くわけですから、インターネットに接続できるかどうかは、非常に重要なポイントです。WiFiレンタルなどのサービスもありますが、自分で日頃利用しているスマートフォンをそのまま利用できるのは、大きなメリットといえます。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

eSIMはこれから普及していくだろう通信技術であること、また現在で多くのスマートフォンが、すでにeSIMという通信技術を利用できる状況にあるのがお分かりいただけたと思います。

 

スマートフォンは非常に高価なものですので、何度も購入することができません。eSIM機能だけでなく、ご自身の目的にあったものを購入することをオススメしています。

 

本記事を参考にしていただき、せひご自身の使いやすい機種を選んでください。

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