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公開日 2025.06.11
最終更新日 2025.06.13

海外でスマホを使う方法5選+裏ワザ~早わかり完全ガイド【2025年版】~ | 海外でeSIM使うならWorld eSIM

「いよいよ待ちに待った海外旅行!」「急な海外出張が決まった!」心が躍る半面、ふと頭をよぎるのがスマートフォンのインターネット接続の問題です。

 

海外でスマートフォンを快適に使う方法は一つではありません。しかし、それぞれの方法にはメリット・デメリットがあり、自分の利用スタイルや渡航先に合わないものを選ぶと、思わぬトラブルや余計な出費につながることも。

 

また、「海外でスマホを使ったら、帰国後に数万円の高額請求が来た…」なんていう恐ろしい話を聞いたことがあるかもしれません。

 

この記事では、海外で携帯電話を使って安心してインターネットに接続するための主な5つの方法を徹底比較し、それぞれの特徴、使い方、料金の目安、そしてどんな人に合っているのかを分かりやすく解説します。

 

さらに、知っていると得する「裏ワザ」も満載。2025年最新情報で、あなたの海外滞在をよりスマートで快適にするお手伝いをします。

 

 

海外でスマホを使う方法5選+裏ワザ~早わかり完全ガイド【2025年版】~ | 海外でeSIM使うならWorld eSIM


※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。

 

まず知っておくべき、海外スマホ利用の「仕組み」

海外でスマートフォンを利用する際、なぜ日本国内と同じように使えないのか、また、どのような点に注意すべきか、基本的な仕組みを理解しておくことが重要です。

 

 多くの場合、海外で日本のスマートフォンをそのまま使うと、現地の提携通信事業者のネットワークを利用することになります。これを「ローミング」と呼びます。日本の携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)は、海外の多くの通信事業者と提携しており、これにより利用者は海外でも通話やデータ通信が可能になります。

 

 しかし、日本国内の料金プランがそのまま適用されるわけではなく、国際ローミング専用の料金体系となるため、高額な請求が発生するリスクがあります。

 

 また、海外SIMカードや一部のeSIMを利用する場合、お使いのスマートフォンが「SIMフリー」または「SIMロック解除済み」である必要があります。 SIMロックとは、特定の通信事業者以外のSIMカードを使えないようにする制限のことです。

 

 2021年10月以降に販売された端末は原則SIMロックがかかっていませんが、それ以前の端末や中古端末の場合は確認が必要です。SIMロック解除は、各キャリアのショップやオンラインで手続きできます。

 

 これらの基本的な仕組みを理解することで、海外でのスマートフォン利用におけるトラブルを避け、自分に合った最適な通信手段を選ぶ手助けとなります。

 

海外でスマホを使う方法5選【比較表あり】

海外でスマートフォンを使ってインターネットに接続する方法は、主に以下の5つが挙げられます。それぞれの特徴を理解し、ご自身の旅行スタイルや目的に合わせて最適なものを選びましょう。

 

  1. 国際ローミング:日本で契約しているキャリアのサービスを海外で利用 
  2. eSIMの利用:スマートフォン本体に内蔵されたSIM情報を書き換えて利用
  3. 海外SIMカードの購入・差し替え:現地または事前に購入した物理的なSIMカードを利用
  4. ポータブルWiFiルーターのレンタル:専用のWiFiルーターをレンタルして接続
  5. 渡航先のフリーWiFi:空港やホテル、カフェなどで提供される無料WiFiを利用

これらの方法を一覧で比較してみましょう。

 

表1:海外ネット接続方法 早わかり比較表

 

方法

特徴・仕組み

手軽さ

料金目安

主なメリット

主なデメリット

こんな人におすすめ

① 国際ローミング

日本のキャリアのSIMをそのまま海外で利用。提携海外キャリアの電波に接続

◎ 設定ほぼ不要、SIM交換なし

△~×

高額になる可能性あり、プラン次第 

いつものスマホ・電話番号がそのまま使える、到着後すぐ使える 料金が高額になりやすい、プランが複雑

短期滞在、手間をかけたくない人、日本の電話番号を維持したいビジネス利用

② eSIM

スマホ内蔵SIMにオンラインでプランを書き込み ◎ SIM交換不要、オンライン完結

〇 比較的安価、プラン豊富

手続き簡単、到着後すぐ使える、日本SIMと併用可、物理SIM紛失リスクなし

eSIM対応機種必須、初期設定に慣れが必要、電話番号なしのデータ専用プランが多い 最新技術を試したい人、SIM交換が面倒な人、周遊旅行、日本の電話番号も維持したい人
③ 海外SIMカード 渡航先対応の物理SIMカードを購入し差し替え

△~×

SIM交換・設定が必要
〇 比較的安価なプランが多い

ローミングより安価、データ容量を選べる、現地電話番号が使える場合あり

現地購入は言語の壁、設定が手間(特にすぐに吸変えなかったときにて熱いサポートを得にくいことも)日本の番号が使えない、SIMフリー端末必須 中長期滞在、コスト重視、スマホ設定に慣れている人
④ ポータブルWiFi 専用ルーターをレンタルし、WiFiでスマホ等を接続 〇 設定は比較的簡単 △ ルーターレンタル料、通信料 複数デバイス同時接続可、グループ利用向き、SIMフリー端末不要、セキュリティ高め ルーター持ち運びと充電が必須、返却の手間、紛失・破損リスク、eSIM等より高コストの場合あり 複数人・複数デバイス利用、PC作業もしたいグループ旅行やビジネス出張
⑤ フリーWiFi

空港、ホテル、カフェ等の無料WiFiスポットを利用

△ スポット探し、接続設定が必要 ◎ 無料または低コスト 無料で利用できる 利用場所限定、通信不安定・遅い、セキュリティリスク高(情報漏洩、ウイルス感染) 通信費を極力抑えたい人、短時間利用で十分な人、セキュリティ対策ができる人

 

この表で大まかな特徴を掴んでいただいたところで、次のセクションからは各方法について、より詳しく解説していきます。

 

海外でスマホを使う方法:詳細解説

ここでは、前述の5つの海外インターネット接続方法について、それぞれの使い方、メリット・デメリット、キャリアやOS別の対応状況、そしてどんな方におすすめなのかを具体的に掘り下げていきます。また、各方法のデメリットを補う選択肢として「World eSIM」がどのように役立つかについても触れていきます。

 

海外でスマホを使う方法①:国際ローミング

国際ローミングは、日本国内で契約している携帯キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンクなど)のSIMカードをそのまま海外で使用し、現地の提携通信事業者のネットワークを通じてデータ通信や通話を行う方法です。

 

使用に関するポイント

 

  • 渡航前の準備:ご利用の各キャリアに以下の内容をご確認、またはお問合せ頂くことをお勧めします。
  1. サービス加入確認・申し込み
  2. 料金プラン確認
  3. SIMロック解除の確認

 

  • 渡航先での設定:基本的にスマートフォンの設定画面で「データローミング」をオンにします。これをオンにしないと海外でデータ通信ができません。

 

メリット

  • 手軽さ:SIMカードの入れ替えや特別な機器の準備が不要で、普段使っているスマートフォンと電話番号をそのまま海外で利用できます。
  • 到着後すぐに利用可能:空港に到着してすぐにデータ通信や通話を開始できる場合が多いです。
  • 定額プランの安心感:各キャリアが提供する海外パケット定額プランを利用すれば、想定外の高額請求リスクを軽減できます。

 

デメリット

  • 料金が高額になるリスク:定額プランの対象外地域で利用したり、プランの上限を超過したりすると、通信料が非常に高額になる可能性があります。
  • プランの複雑さ:キャリアや渡航先によって利用できるプランや料金体系が異なり、複雑で分かりにくいことがあります。
  • データ容量・速度制限:定額プランでもデータ容量に上限があったり、一定量を超えると通信速度が大幅に制限されたりすることが一般的です。

 

こんな人におすすめ

  • 数日程度の短期旅行や出張で、SIMカードの入れ替えなどの手間を避けたい方。
  • 日本の電話番号を海外でもそのまま着信・発信したい方(特にビジネス利用など)

通信費を会社経費で処理できるビジネスパーソン

 

海外でスマホを使う方法②:eSIMの利用

eSIM(イーシム)はスマートフォン本体に予め埋め込まれたSIMのことです。物理的なSIMカードを差し替えることなく、オンラインで通信プランを契約し、プロファイルと呼ばれる情報をスマートフォンにダウンロード・設定するだけで、海外でデータ通信が利用可能になります。近年、対応機種が増え、利便性の高さから急速に普及が進み、海外でスマホを使うための主流な方法になりつつあります。

 

使用方法

  • 渡航前の準備:以下の点をご確認の上、ご自身に合ったプランをご購入下さい。
  1. eSIM対応機種の確認
  2. SIMロック解除の確認
  3. eSIMプランの購入
  4. eSIMプロファイルのインストール

 

  • 渡航先での設定:以下の手順で設定します。
  1. eSIM回線の有効化:現地に到着したら、スマートフォンの設定で、インストールしたeSIM回線(データ通信用)を有効(オン)にします。
  2. データローミングをオン:利用するeSIMの設定内で「データローミング」をオンにします。 eSIMは現地の提携ネットワークに接続するため、データローミングをオンにする必要がありますが、契約したeSIMプランの料金内で利用でき、追加のローミング料金は発生しません。
  3. APN設定(必要な場合):通常、eSIMではAPN設定は自動で行われますが、稀に手動設定が必要な場合があります。その場合は、eSIM提供事業者から通知されるAPN情報を設定します。

 

メリット

  • 手軽でスピーディー: 物理的なSIMカードの購入や差し替えが不要で、オンラインでプラン購入から設定まで完結します。渡航前に設定しておけば、現地到着後すぐにインターネットを利用開始できます。
  • コストパフォーマンス: 国際ローミングと比較して安価なプランが多く、データ容量や利用期間を柔軟に選べます。
  • デュアルSIM活用:eSIM対応スマートフォンの多くはデュアルSIM(物理SIM + eSIM、またはeSIM + eSIM)に対応しており、日本のSIMカード(電話番号)を挿したまま、海外用eSIMをデータ通信専用として利用できます。これにより、日本の電話番号での着信やSMS受信も可能です。
  • 紛失・破損リスク低減:物理的なSIMカードがないため、紛失や破損の心配がありません。

 

デメリット

  • eSIM対応機種が必須:まだeSIMに対応していないスマートフォンでは利用できません。
  • データ通信専用が多い:多くの海外eSIMプランはデータ通信専用で、現地の電話番号が付与されない場合があります。通話はLINEやSkypeなどのIP電話アプリを利用することになります。

 

こんな人におすすめ

  • ネット環境に関しては事前に準備万端な状態にして海外旅行をしたい方
  • 物理的なSIMカードの入れ替えや管理が面倒だと感じる方
  • 複数の国を周遊する旅行者(多くのeSIMプロバイダーが周遊プランを提供)
  • 日本の電話番号での着信も海外で受けたい方
  • 短期から長期まで、様々な滞在スタイルの方

 

【World eSIMの強み】

数あるeSIMサービスの中で、弊社の「World eSIM」は以下のような点から特におすすめです。

  • 幅広い対応国と地域:世界200以上の国と地域で利用可能で、人気の渡航先はもちろん、周遊プランも充実しています。
  • 日本語サポートの充実:日本の企業(株式会社ビジョン)が運営しており、万が一のトラブル時も日本語でのサポート(メール、一部チャット)が受けられるため安心です。
  • 簡単設定・管理:専用の「World eSIMアプリ」を使えば、プランの購入からeSIMの設定、データ残量の確認、追加チャージまで簡単に行えます。
  • 信頼性:海外用WiFiルーターレンタルサービスで実績のある「グローバルWiFi」の株式会社ビジョンが提供しているため、サービスの信頼性が高いです。
  • 柔軟なプラン: 短期利用から長期利用、小容量から大容量・無制限プランまで、多様なニーズに対応するプランが用意されています。

 

海外旅行や出張の際のインターネット手段として、手軽でコストパフォーマンスに優れたeSIM、特に「World eSIM」をぜひ検討してみてください。

 

 

[World SIMを利用してみる]

 

海外でスマホを使う方法③:海外SIMカードの購入・差し替え

 

海外SIMカードの利用は、渡航先の国や地域で使えるプリペイド式の物理SIMカードを購入し、お持ちのスマートフォンのSIMカードと入れ替えてインターネットに接続する方法です。

 

使用方法

  • 渡航前の準備
    1. SIMフリー端末の用意
    2. SIMカードサイズの確認
    3. 海外SIMカードの購入

  • 渡航先での設定
    1. SIMカードの入れ替え:スマートフォンの電源を切り、SIMカードトレイを開けて日本のSIMカードを取り出し、購入した海外SIMカードを挿入します。紛失しないよう、取り外した日本のSIMカードは大切に保管してください。
    2. アクティベーション:スマートフォンの電源を入れると、SIMカードが自動的に認識されアクティベートされることが多いですが、SMSでのコード入力や専用ウェブサイトでの登録が必要な場合もあります。
    3. APN設定(必要な場合):データ通信ができない場合、APN(アクセスポイント名)の設定が必要になることがあります。SIMカードのパッケージや説明書に記載されているAPN情報を、スマートフォンの設定画面に入力します。

メリット

  • コストパフォーマンス:一般的に国際ローミングよりも通信料金を安く抑えられる場合が多いです。
  • プランの選択肢:データ容量や利用期間に応じた多様なプランから選べます。
  • 現地電話番号:SIMカードによっては現地の電話番号が付与され、現地での通話やSMSが利用できる場合があります。

 

デメリット

  • 日本の電話番号が使えない:SIMカードを入れ替えるため、基本的に日本の電話番号での着信やSMS受信はできません(一部デュアルSIM対応機種で設定すれば可能な場合を除く)。
  • 設定の手間:SIMカードの入れ替え作業や、APN設定など、ある程度の知識と手間が必要です。特にスマートフォン操作に不慣れな方には難しく感じることがあります。
  • SIMフリー端末が必須:SIMロックがかかっている端末では利用できません。
  • 現地購入時の言語の壁:現地で購入する場合、店員とのコミュニケーションや説明書の理解に外国語能力が必要になることがあります。
  • SIMカードの管理:小さなSIMカードを紛失したり、破損したりするリスクがあります。また、SIMピンを忘れると入れ替えができません。

 

こんな人におすすめ

  • 1週間以上の中長期滞在で、通信コストを抑えたい方
  • スマートフォンの設定にある程度慣れている方
  • 現地での電話番号が必要な方(プランによる)
  • 複数の国を周遊せず、一カ国に長く滞在する方(周遊SIMもありますが、国ごとに最適なSIMを選ぶ方が安くなることも)

 

海外でスマホを使う方法④:ポータブルWiFiルーターのレンタル

ポータブルWiFiルーターのレンタルは、手のひらサイズの専用通信端末を日本国内でレンタルし、渡航先でそのルーターを介してスマートフォンやパソコン、タブレットなどをインターネットに接続する方法です。

 

使用方法

  • 渡航前の準備

    • オンライン予約
    • 受け取り方法の選択:以下のような受け取り方法があります。
      • 空港カウンター
      • 宅配便
      • コンビニ・ロッカー受け取り

    • 渡航先での設定
      • ルーターの電源オン: 現地に到着したら、レンタルしたWiFiルーターの電源を入れます。
      • スマートフォンとの接続: スマートフォンのWiFi設定画面を開き、利用可能なネットワーク一覧からレンタルルーターのSSID(ネットワーク名)を選択します。SSIDとパスワードは通常、ルーター本体にシールで貼付されているか、付属の説明書に記載されています。パスワードを入力すれば接続完了です。
    • 帰国後の手続き

      • 返却: レンタル時に指定された方法でルーターを返却します。空港カウンター、宅配便(ポスト投函の場合も)、コンビニなどが一般的です。 返却期限に遅れると延滞料金が発生する場合があるので注意が必要です。

 

メリット

  • 複数デバイス同時接続:1台のルーターでスマートフォン、タブレット、ノートパソコンなど複数のデバイスを同時にインターネットに接続できます。家族旅行や友人とのグループ旅行、複数デバイスを利用するビジネス出張などで非常に便利です。
  • 簡単な設定:基本的にスマートフォンのWiFi設定からSSIDとパスワードを入力するだけで接続できるため、比較的簡単です。
  • セキュリティ:フリーWiFiと比較して、パスワードで保護されているためセキュリティが高いと言えます。
  • SIMフリー端末不要:スマートフォン自体がSIMフリーである必要はありません。

 

デメリット

  • 受け取り・返却の手間: 空港カウンターでの手続きや宅配便の受け取り・発送など、手間と時間がかかる場合があります。
  • 荷物が増える:ルーター本体と充電器などを常に持ち運ぶ必要があり、荷物が増えます。
  • 充電の手間とバッテリー切れの懸念:ルーターのバッテリーが切れると利用できなくなるため、こまめな充電が必要です。モバイルバッテリーがセットになっているプランもありますが、それでも管理の手間はかかります。
  • 紛失・破損のリスクと費用:ルーターを紛失したり破損したりした場合、高額な弁償金が発生する可能性があります。多くの事業者が補償プランを用意しています。

 

こんな人におすすめ

  • 家族旅行や友人とのグループ旅行など、複数人でインターネットを共有したい方
  • スマートフォン以外にパソコンやタブレットなど、複数のデバイスを海外で利用したい方
  • スマートフォンの設定に不慣れで、簡単な接続方法を求める方

 

海外でスマホを使う方法⑤:渡航先のフリーWiFi

渡航先のフリーWiFiは、空港、駅、ホテル、カフェ、ショッピングモール、観光施設などで提供されている、無料でインターネットに接続できるサービスを利用する方法です。

 

使用方法

  1. WiFiスポットの探索:スマートフォンのWiFi設定画面を開き、利用可能なWiFiネットワーク(SSID)の一覧を表示させます。多くの施設では「FREE WiFi」といったステッカーが表示されています。 「WiFi Map」や「Instabridge」のようなフリーWiFi検索アプリも役立ちます。
  2. ネットワークへの接続:
  • 接続したいSSIDを選択します。鍵マークが付いていないオープンなネットワークもあれば、パスワードが必要なネットワークもあります。パスワードは施設内に掲示されていたり、店員に尋ねることで入手できます。
  • 接続後、ブラウザが自動的に起動し、利用規約への同意やメールアドレスの登録、SNSアカウントでのログインなどを求められる場合があります(認証ポータル)

 

メリット

  • 無料または低コスト:最大のメリットは、無料でインターネットを利用できる点です。通信費を大幅に節約できます

 

デメリット

  • セキュリティリスクの高さ:これが最大の懸念点です。
    • 情報の盗聴・傍受:暗号化されていない、またはセキュリティの甘いフリーWiFiでは、通信内容(ID、パスワード、クレジットカード情報など)を第三者に盗み見られる危険性があります。
    • 悪意のあるアクセスポイント(偽WiFi):正規のWiFiスポットになりすました偽のアクセスポイントに接続してしまうと、マルウェアに感染させられたり、個人情報を直接抜き取られたりする可能性があります。
    • 重要な情報の入力(オンラインバンキング、クレジットカード決済など)は極力避けるべきです。
  • 利用場所の限定: WiFiスポットが提供されている場所でしか利用できません。移動中や屋外では利用できないことが多く、常に接続できるわけではありません
  • 通信品質の不安定さ: 利用者が多い場合や電波状況が悪い場合、通信速度が著しく遅くなったり、接続が不安定になったりすることがあります
  • 接続の手間:スポットごとに接続設定や認証が必要な場合があり、手間がかかることがあります

 

こんな人におすすめ

  • 通信費用を極限まで抑えたい方
  • 地図の確認や簡単なメッセージのやり取りなど、短時間・限定的な利用で十分な方
  • セキュリティリスクを十分に理解し、VPNを利用するなどの対策を講じることができる方

 

用途・目的別おすすめ海外ネット接続方法

海外でのインターネット接続方法は、旅行のスタイルや目的によって最適なものが異なります。ここでは、代表的な利用シーン別に、おすすめの接続方法とワンポイントアドバイスをまとめました。

 

表2: あなたにピッタリなのは?目的別 海外ネット接続診断

利用シーン

重視するポイント

おすすめの方法1

おすすめの方法2

ワンポイントアドバイス

短期の観光旅行

手軽さ、コスト、ある程度の安定性

② eSIM

① 国際ローミング(キャリアの短期プラン)

eSIMなら到着後すぐ利用開始。ローミングは高額請求に注意し、必ずプラン内容を確認

家族旅行・グループ旅行

複数台接続、データ容量、コストシェア

③ ポータブルWiFiルーター

② eSIM(テザリング利用)

WiFiルーターは全員でシェアできて便利だが荷物になる。eSIMテザリングはスマホのバッテリー消費に注意

バックパッカー・周遊旅行

複数国対応、荷物の少なさ、コスト、SIM交換の手間

② 周遊eSIM

③ 現地SIM(各国で購入)

周遊eSIMは国境を越えても設定変更不要で便利。現地SIMは手間だが国によっては最安

海外出張・ビジネス利用

通信の安定性、セキュリティ、複数デバイス接続(PC等)、領収書発行

② eSIM(ビジネス向けプランがあれば尚可)

③ ポータブルWiFiルーター(信頼できる業者)

機密情報を扱う場合はVPN利用を推奨。World eSIMのようなサービスは領収書発行もスムーズな場合が多い

留学・長期滞在

コストパフォーマンス、長期間利用プラン、日本の電話番号維持、現地での利便性

④ 現地SIM契約

② eSIM(日本の番号維持しつつ現地プラン利用)

現地SIMは月額プランがお得。eSIMとのデュアルSIM運用で日本の番号も維持可能

デジタルノマド

複数国対応、通信の安定性と速度、コワーキングスペースWiFiとの併用、長期コスト

② 周遊eSIM(大容量・長期プラン)

③ 現地SIM(中長期滞在国)

滞在国や期間に応じてeSIMと現地SIMを使い分けるのが賢い。コワーキングスペースのWiFiも積極的に活用

 

以下、各シナリオについて、実際に利用した人の声(想定)を交えながら詳しく見ていきましょう。

  • 短期の観光旅行(例:3泊5日のアジア旅行)

    • ニーズ:とにかく手軽に、到着後すぐにネットを使いたい。SNS投稿や地図検索がメイン
    • おすすめ:eSIMまたはキャリアの短期ローミングパック

 

  • 家族旅行・グループ旅行(例:ハワイで1週間)

    • ニーズ:家族みんな(子供含む)がスマホやタブレットを使いたい。動画視聴や調べ物など、データ通信量もそれなりに必要
    • おすすめ:ポータブルWiFiルーターのレンタル、または大容量eSIMのテザリング

 

  • バックパッカー・周遊旅行(例:ヨーロッパ3カ国を2週間)

    • ニーズ:複数の国でスムーズにネットを使いたい。荷物は少なく、コストも抑えたい。SIMカードの頻繁な入れ替えは避けたい
    • おすすめ:周遊対応のeSIM(Airalo、Holafly、World eSIMなど)

 

  • 海外出張・ビジネス利用(例:アメリカへ3日間の短期出張)

    • ニーズ:メールチェック、資料の送受信、オンライン会議など、安定した通信環境とセキュリティが最優先。PCとの接続も必要
    • おすすめ:信頼性の高いeSIM(データ容量に余裕のあるプラン)、または法人契約可能なWiFiルーター。公共WiFi利用時は必ずVPNを使用

 

  • 留学・長期滞在(例:カナダへ1年間の語学留学)

    • ニーズ:長期間安定して使える、コストパフォーマンスの高い通信手段。日本の電話番号も維持したい
    • おすすめ:現地の携帯キャリアとのSIM契約。または、日本の電話番号維持用に格安eSIM(例:楽天モバイル)を契約し、データ通信は現地のプリペイドeSIMやSIMカードを利用するデュアルSIM運用
  • デジタルノマド(例:東南アジアを中心に数ヶ月ごとに国を移動)
    • ニーズ:様々な国で柔軟かつ安定的にインターネットを利用したい。通信速度も重要。コワーキングスペースのWiFiなども活用
    • おすすめ: AiraloやNomad eSIMのようなグローバル・リージョナルeSIMと、滞在期間が長い国では現地のプリペイドSIMを組み合わせる

このように、ご自身の目的やスタイルに合わせて最適な方法を選ぶことが、海外での快適なスマホライフの第一歩です。

 

知らないと損する!海外スマホ活用術【裏ワザ集】

海外でスマートフォンを便利に使うためには、インターネット接続方法の選択だけでなく、さまざまな「裏ワザ」を知っておくとさらに快適でお得になります。ここでは、通信量の節約からセキュリティ対策、便利なアプリ活用法まで、知っておくと役立つ情報を厳選してご紹介します。

 

  1. 動画・音楽のオフライン保存でギガ節約&エンタメ充実

飛行機での移動中や、インターネット環境が不安定な場所でもエンターテイメントを楽しむために、動画配信サービスや音楽配信サービスのオフライン保存機能を活用しましょう。

  • 対象サービス例: Netflix、Amazon Prime Video、YouTube Premium、Spotify、Apple Musicなど
  • 方法:
    • 日本出発前に、WiFi環境下で各サービスのアプリ内から視聴したい映画、ドラマ、音楽などをスマートフォンやタブレットにダウンロードしておきます
    • ダウンロードする際は、画質設定を「標準」や「低画質」にすると、データ容量を節約できます
  • 注意点:
    • ダウンロード可能本数・デバイス数: サービスやプランによって、一度にダウンロードできる作品数やデバイス数などに上限があります
    • 海外でのライセンス:一部の作品は、海外でのオフライン視聴がライセンスの関係で制限される場合があります
    • アプリのバージョン:最新版のアプリを利用しましょう

 

  1. VPNアプリ活用でセキュリティ向上&日本限定コンテンツも

VPN(Virtual Private Network)は、インターネット上に仮想的な専用線を設定し、通信を暗号化する技術です。海外での利用には大きなメリットがあります。

  • 目的・メリット
    • フリーWiFiのセキュリティ強化:空港やカフェなどの公共フリーWiFi利用時の通信を暗号化し、個人情報やパスワードの盗聴リスクを大幅に軽減します
    • ジオブロック(地域制限)の回避: 日本国内限定で配信されている動画サービス(TVerなど)やウェブサイトに、海外からアクセスできるようになる場合があります。VPNで日本のサーバーに接続することで、あたかも日本国内からアクセスしているように見せかけることができます
  • 使い方
    • 信頼できるVPNサービスを選び、アプリをスマートフォンにインストールします
  • 注意点
    • 無料VPNのリスク: 無料のVPNサービスの中には、通信ログを収集していたり、セキュリティが脆弱だったりするものがあるため、利用は慎重に。信頼できる有料サービスを選ぶのが基本です
    • 信頼できるVPNの選び方:ノーログポリシー(利用者の通信記録を保存しない方針)、キルスイッチ機能(VPN接続が切れた際に自動でインターネット通信を遮断する機能)、強力な暗号化方式、豊富なサーバー数と設置国、通信速度などを比較検討しましょう
    • VPN利用の合法性:一部の国ではVPNの利用が制限または禁止されている場合があるため、渡航先の法律を確認しましょう

 

  1. オフライン地図アプリ活用術で迷わず安心

海外の慣れない土地では地図アプリが必須ですが、常にオンラインとは限りません。オフラインでも使える地図アプリを準備しておきましょう。

  • Google Maps
    • オフラインマップのダウンロード:事前にWiFi環境で、渡航先のエリアの地図をダウンロードしておけば、インターネット接続がない場所でも地図の閲覧やルート検索(車、徒歩)が可能です
    • 使い方:Google Mapsアプリを開き、検索窓に地名を入力するか地図上で範囲を選択し、「オフラインマップをダウンロード」を選びます。ダウンロードした地図は「オフラインマップ」メニューから確認・利用できます
    • マイプレイス(行きたい場所リスト)の活用:事前に行きたい場所やホテルなどを「マイプレイス」に保存しておくと、オフラインマップ上でもピンが表示され、効率的に観光できます
    • 注意点:オフラインでは、公共交通機関のルート検索、リアルタイムの交通情報(渋滞情報)、店舗の最新の営業時間などは利用できません。また、ダウンロードする地図の範囲が広いとストレージ容量を圧迫するので注意が必要です

 

  1. 翻訳アプリ活用で言葉の壁を乗り越える

現地の言葉がわからなくても、翻訳アプリがあればコミュニケーションの助けになります。

  • Google翻訳
    • オフライン翻訳:事前に言語パックをダウンロードしておけば、インターネット接続なしでテキスト翻訳が可能です
    • カメラ翻訳:スマートフォンのカメラを看板やメニューにかざすだけで、リアルタイムに翻訳してくれます。写真内の文字も翻訳可能です
    • 会話モード:マイクに向かって話すと、リアルタイムで音声認識・翻訳し、相手に伝えてくれます。双方向の会話もスムーズです
  • DeepL翻訳 / Papagoなど
    • DeepL翻訳:翻訳精度が高いと評判で、自然な文章に翻訳してくれる傾向があります。一部オフライン機能も提供されていますが、対応言語や機能はGoogle翻訳に比べて限定的な場合があります。
  1. データ通信量の節約術で賢く使う

海外でのデータ通信は高額になりがち。少しの工夫で通信量を大幅に節約できます。

  • OS標準機能の活用
    • iPhone:「設定」 > 「モバイル通信」 > 「通信のオプション」で「省データモード」をオンにすると、バックグラウンドでのアプリの通信や自動ダウンロードなどが抑制されます
  • アプリ別設定
    • SNSアプリ (Instagram, X (旧Twitter), Facebook, TikTokなど):動画の自動再生をオフにしたり、高画質での画像表示をWiFi接続時のみに限定する設定があります
    • メッセージアプリ (LINE, WhatsAppなど): 写真や動画の自動ダウンロード設定をオフにし、WiFi接続時のみダウンロードするように変更します
    • YouTubeなど動画アプリ:ストリーミング時の画質を低めに設定します
  • WiFi接続時のみアップデート:アプリの自動アップデートやOSのアップデートは、WiFi接続時のみに行うように設定します
  • モバイルデータ通信をオフ:不要な時はモバイルデータ通信自体をオフにしておくのが最も確実な節約方法です

 

これらの裏ワザや情報を活用することで、海外でのスマートフォン利用がより安全・快適・経済的になるでしょう。

 

海外でスマホを使う方法まとめ

海外旅行や出張の際にスマートフォンでインターネットを利用する方法は、国際ローミング、海外SIMカード、ポータブルWiFiルーターレンタル、eSIM、そしてフリーWiFiと、主に5つの選択肢があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、最適な方法は渡航期間、目的、予算、利用するデバイスの数、そして個人のITスキルによって異なります。

 

  • 国際ローミングは手軽ですが高額になるリスクがあり、短期滞在や日本の電話番号をそのまま使いたい方向けです
  • eSIMはオンラインで手続きが完結し、SIMカードの差し替えも不要で非常にスマートです。対応機種が必要ですが、利便性とコストパフォーマンスのバランスが良く、World eSIMのような信頼できるサービスを選べば日本語サポートも期待でき、初心者から上級者まで幅広い方におすすめできます
  • 海外SIMカードは比較的安価ですが、SIMフリー端末の準備や設定の手間が必要です。中長期滞在やコストを重視する方に向いています
  • ポータブルWiFiルーターは複数デバイスで共有できる反面、荷物が増え、充電や返却の手間があります。グループ旅行や複数デバイス利用者に適しています
  • フリーWiFiは無料ですが、利用場所が限定され、セキュリティリスクが高い点に十分な注意が必要です

近年、特にeSIMはその手軽さと柔軟性から注目度が高まっています。「World eSIM」は、200以上の国と地域に対応し、日本語サポートも充実、専用アプリでプランの購入から設定、管理まで簡単に行えるため、海外渡航時のインターネット手段として非常に有力な選択肢です。

 

さらに、動画のオフライン保存、VPNの活用、オフライン地図や翻訳アプリの準備、データ通信量の節約設定、そして万が一の紛失・盗難対策といった「裏ワザ」を組み合わせることで、海外でのスマートフォン利用は格段に快適で安全なものになります。

 

海外旅行中のインターネット接続は、もう「よくわからない」「高そう」「面倒くさい」ものではありません。この記事で紹介した情報を参考に、ご自身の旅行スタイルやニーズに最適な方法を見つけ、しっかりと準備をすれば、海外でも安心してスマートフォンを活用し、旅の体験をより豊かなものにできるでしょう。快適なインターネット環境を手に入れて、素晴らしい海外旅行をお楽しみください!

 

海外旅行や出張の際のインターネット手段として、手軽でコストパフォーマンスに優れたeSIM、特に「World eSIM」をぜひ検討してみてください。

 

 

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