公開日 2025.03.27
最終更新日 2025.04.04

海外でも自分のスマホが使える|世界200カ国以上で使える次世代通信「World eSIM」が登場!
海外でも自分のスマホが使える|世界200カ国以上で使える次世代通信「World eSIM」が登場!
※本記事は、記事に記載の事業主の広告を含んでいます。
※本記事の作成は当社自身がその判断により行っており、当該事業主の意向が反映されることはありません。
株式会社ビジョンが提供する「World eSIM」というeSIM通信サービスをご存じでしょうか?
World eSIMは世界200ヶ国以上で通信ができるようになる「eSIMサービス」です。
海外旅行や海外出張で必要な、海外でのインターネット環境を、いつでもどこでも構築することができる、最新の通信技術となります。
そこで本記事では、World eSIMの特徴や利用までの流れを解説します。
「海外への渡航時はWiFiレンタルサービスを利用する」「海外での通信環境は海外SIMカードを購入して挿し替える」といった方にも、もう1つの選択肢となるサービスとなっていますので、本記事をきっかけにWorld eSIMについての理解を深めてみてください。
World eSIMとは?
World eSIMとは、利用するスマートフォンやタブレットに、遠隔で通信プランを書き込み、渡航先の国でインターネットが出来るようになる通信サービスのことです。これにより、海外でのインターネット環境の確保が容易になり、インターネット環境を確保するための手間が大幅に減少します。
世界200の国と地域で使えるのが大きな特徴で、日本からだけではなく、海外からでもオンライン環境下であれば通信プランの申し込みが可能です。
「急にアメリカからカナダに移動になった。」や「飛行機の機材変更でトランジットになった、経由地が変わった。」など、目的地と違う国に渡航する必要がある場合でも、その場から、即日、インターネット環境を確保することができます。
eSIMとは?
そもそも「eSIM」とは何でしょう?こういった疑問を持たれる方もまだまだ多いかもしれません。
eSIMとは「embedded Subscriber Identity Module」の略で「embedded」には「組み込み式」や「埋め込み式」といった意味があり、直訳すると「組み込み式のSIM」ということになります。
スマートフォンやタブレットの部品の一部に、SIMの機能も持たせ、そのSIMの情報を書き換えることで、通信を可能にする最新(2023年11月更新時点)の通信技術となります。
これにより、通常、SIMカードを交換して回線契約を変更していたものが、SIMカードを交換することなくオンライン上の契約・設定のみで回線契約ができてしまう画期的な仕組みなのです。
さらに、契約を上書きするのではなく、併用して利用することができるため、1端末で複数のネットワークを利用することができます。
以下では、eSIM、WiFiレンタル、海外用SIMカードを比較しています。
eSIMとWiFiレンタルについては、株式会社ビジョンの提供する「World eSIM」「グローバルWiFi」を参考としています。
海外での通信環境の確保について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
eSIM |
WiFiレンタル |
海外SIM |
|
料金 |
普通 |
安い |
高い |
受取・返却方法 |
不要 |
必要 |
受け取りのみ必要 |
設定方法 |
事前に設定等をする必要があります |
比較的容易 |
SIMロックの解除などの手間がかかる場合があります |
現地での申し込み |
◯ |
× |
〇 |
サポート体制 |
◎ |
◎ |
△ |
World eSIMの特徴
World eSIMの特徴は以下の通りです。
- 200ヶ国以上で使える
- WiFiなどを持ち運ぶ必要がない
- 海外現地からでも申し込み可能
- 設定が簡単
以下、特徴ごとに詳しく解説します。
200以上の国と地域で使える
対応エリアは、アジア、ヨーロッパ、北米、南米、アフリカなど200以上の国と地域で利用することができます。
その対応エリアは、日本人の渡航先の95%以上をカバーしており、その渡航先全てで自身のスマートフォンやタブレットが使用できます。
国によって料金に差はあるものの、手軽に安価に自身のスマートフォンで通信環境を確保できるのは、最大のメリットの1つです。
WiFiなどを持ち運ぶ必要がない・SIMを挿し替える必要がない
手持ちの荷物を増やさない、とにかく手間がないことも大きな特徴です。
WiFiレンタルサービスは文字どおり、WiFiをレンタルし、それを使って通信を行います。したがって、常に持ち歩く必要がありますが、World eSIMは自身のスマートフォンやタブレットの通信を切り替えるだけで利用できるため「スマホともう1台」という手間はありません。また、海外用SIMカードのように購入し、挿し替える必要もありません。海外用SIMカードを挿し替える時は、専用器具(SIMピン)が必要な上、近年のSIMカードは非常に小さいため、現地で挿し替えた際に、元の日本で使っているSIMを無くしてしまう恐れもあります。
こういった手間やリスクを無くしてくれるサービスは、渡航者にとっては非常にありがたいサービスだといえます。
海外現地からでも申し込み可能
申し込みから利用開始までの手続きがオンラインで完結します。WiFiレンタルサービスの場合、日本で手続きしてから出国前に端末を受け取る(一部現地でも受け取り可能)必要がありますが、World eSIMならオンラインで手続きができるため、万が一、忘れた時も海外現地から申し込みが可能です。海外からも申し込めることで、急に海外から海外に移動しなければならない場合や、飛行機の経由地変更などでも対応が可能です。
簡単に設定できる
申し込み後に送られてくる設定用QRコードを受信、読み取り後、手順に沿って設定するだけで利用可能です。アプリで設定する場合は手順に沿ってタップしていくだけなので、さらに簡単になります。
海外用SIMカードを購入した際のAPN設定なども不要であるため、設定の手間はかなり軽いといえるでしょう。
World eSIMの料金プラン
以下は日本人渡航先主要国のWorld eSiMにおける料金プランです。
日数 国【容量】 |
3日 | 5日 | 7日 | 10日 | 15日 |
韓国 |
【無制限】 1,750円 |
【無制限】 3,478円 |
【無制限】 3,996円 |
【無制限】 4,662円 |
- |
台湾 |
【無制限】 2,950円 |
【無制限】 4,650円 |
【無制限】 5,950円 |
【無制限】 8,250円 |
【無制限】 11,650円 |
【無制限】 1,780円 |
【無制限】 2,780円 |
【無制限】 3,980円 |
【無制限】 4,980円 |
【無制限】 6,880円 |
|
タイ |
【無制限】 1,680円 |
【無制限】 2,650円 |
【無制限】 3,790円 |
【無制限】 4,740円 |
【無制限】 6,540円 |
国によってかかる料金や低速になるルールが異なるため、渡航先に合わせて料金は確認しておきましょう。また、ここに記載されている料金は一部となります。詳細を確認したい方はWorld eSIM公式サイトにて確認ください。
World eSIM利用開始までの流れ
World eSIMの申し込みは非常に簡単、4つのSTEPで完了です。
以降では、World eSIMを利用するまでの流れを解説します。
「海外の現地からでもオンラインで申し込みが可能」「簡単に設定ができる」こともWorld eSIMの魅力なので、事前に手順を知っておくことで、海外でのインターネット環境確保はよりスムーズになるでしょう。
【利用までの流れ(WEBサイト)】
1.公式サイトにて、渡航先の国とプランを選択する
2.メールアドレスとパスワードで会員ログイン(初めての利用の方は会員登録を行ってください)
3.決済後、設定用QRを受信、手持ちの端末で読み込む(スマートフォンやタブレットなど)
4.利用開始
【利用までの流れ(アプリ)】
1.アプリをダウンロードし、渡航先の国とプランを選択する
2.メールアドレスとパスワードで会員ログイン(初めての利用の方は会員登録を行ってください)
3.決済後、設定用QRを受信、もしくはアプリ内で直接インストール(アクティベーション)
4.利用開始
STEP0. 自身の端末(スマートフォン・タブレットなど)を確認する
まずは所持するスマートフォン・タブレットのeSIM対応状態について確認をしましょう。
- eSIMに対応しているか?
- SIMロック解除されているか?
eSIM対応のスマートフォン・タブレットでないと、World eSIMを利用することはできません。
大手キャリアで購入した端末を利用している場合、SIMロック解除が必要な場合があります。SIMロックを解除する方法はキャリアごとに異なりますので、事前にご自身が契約している携帯キャリアのサポートページで確認してみてください。
STEP1. 公式サイトにて、渡航先の国とプランを選択する
実際に申し込みをしていきます。申し込みは「申し込みページ」から行うことができます。手順は以下の通りです。
【利用までの流れ(WEBサイト)】
【利用までの流れ(アプリ)】
TOPページより渡航先を選択します。
一覧に渡航先がない場合は、上部の検索窓より国名を入れて検索してください。
STEP2. メールアドレスとパスワードで会員ログイン(初めての利用の方は会員登録を行ってください)
【利用までの流れ(WEBサイト)】
【利用までの流れ(アプリ)】
会員登録が終わっている方は、IDとパスワードでログインを行います。初回利用の方は会員の登録から必要です。
STEP3. 決済後、設定用QRを受信、手持ちの端末で読み込む(スマートフォンやタブレットなど)
【利用までの流れ(WEBサイト)】
決済後、登録したメールアドレスへ、申し込み確認メールが届きます。そのメールの中に設定用(アクティベーション用)のQRコードが記載されているので、eSIMを利用したい端末(スマートフォン・タブレットなど)にて読み込みましょう。
あとは自動的にセットアップされます。
注意点として、スマートフォンでWEBサイト申し込みを行った場合、QRコードが自身のスマートフォンに投影されてしまいます。同一端末で表示されたQRコードは読み込めない可能性があるので、別端末でQRを表示させるようにしましょう。
【利用までの流れ(アプリ)】
アプリの場合は、簡単に設定が可能です。WEBサイトからの申し込みと同様にカウンターメールとして届いたQRコードを読み込むほか、アプリの中のインストールボタンをタップするだけでアクティベーションが可能です。
STEP4. 利用開始
【利用までの流れ(WEBサイト)】
【利用までの流れ(アプリ)】
下図のとおり、回線切り替え時にはAndroidとiPhoneで少し変わっています。
iPhoneの場合
- 設定 → モバイル通信 → eSIMを追加 の順にタップする
- QRコードを使用 を選択する
- QRコードを読み取る
※QRコードの読み取りができない場合
「詳細情報を手動で入力」より、SM-DP+アドレスとアクティベーションコードを登録することで、手動登録が可能です。
- eSIMをアクティベートする
- デフォルト回線 は 登録したeSIM を選択する
- モバイルデータ通信 は 登録したeSIM を選択する
- 設定 → モバイル通信 → 登録したeSIM の順にタップする
- 「この回線をオンにする」と「データローミング」をONにする
- WiFiと機内モードをOFFにする
※インターネットに接続できない場合
端末の再起動を行い、再度セットアップの手順を確認してください。
このとき、WiFiと機内モードがOFFになっていることもご確認ください。
Androidの場合
「設定」→「モバイルネットワーク」を開いていただくと、SIM2枚と表示されます。主回線(docomoやsoftbank、auなど)をOFFにしていただき、追加された回線をONにすることで回線の切り替えが完了します。
海外旅行でeSIMを使用する際の注意点
海外でeSIMを使用するの注意点としては主に2点あります。
- 海外現地で申し込むには通信環境が必要
- 機種変更は再発行手続きが必要
World eSIMは、海外現地でも申し込むことができますが、申し込むためには通信環境が必要となります。通信環境を確保するために通信環境が必要という、あべこべな事態になり全く通信環境が無い状況だと、現地のフリーWiFiなどを探して利用する必要が出てきます。
慣れない方は、事前にお申し込みしておくことをオススメします。
また、eSIMを利用していて、機種変更する場合には、オンラインや店舗でeSIMの再発行手続きが必要になります。
World eSIMに関するよくある質問
Q.デュアルSIMってなに?
eSIMとSIMカードを併用するタイプのことを指します。デュアルSIMの端末だと、eSIMのプランとSIMカードのプランを両方利用できるため、その数に応じてネットワークを自由に使い分けることが可能です。
Q.eSIMの切り替え方法は?
eSIMが搭載されている端末の場合、設定の中に切り替えができる項目があります。端末やキャリアによって方法が異なる場合もあるので注意してください。
まとめ
World eSIMは、株式会社ビジョンが提供する通信サービスです。海外でも通信ができるようになるサービスで、対応している国は200ヶ国以上となっています。World eSIMを利用すれば、WiFiレンタルサービスと違い、手荷物を増やすことなく海外へ行くことができるでしょう。また、設定も簡単にできるため、初めて利用する方にとってもオススメのサービスです。
料金も、近年主流であるWiFiレンタルサービスと大きな差はなく、渡航先やエリアによっては安くなる場合もあります。
「準備の手間が不要」「オンラインで契約を完結でき、現地でも申し込み可能」
という点を踏まえれば、むしろメリットの方が多いかもしれません。海外に行くことが多い方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?